人形町ゆるりお散歩ガイド
江戸情緒が残る日本橋人形町。人形町をゆるりとお散歩してみませんか?甘酒横丁や神社などの見どころや、美味しいグルメ、ランチスポットなどの情報を人形町生まれで水天宮そば在住の筆者がお届けします!
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甘酒横丁
地下鉄人形町駅を出てすぐ、人形町通りの「甘酒横丁」交差点から清洲橋通りの明治座に向かった約400mの細い通りが甘酒横丁です。
こちらが人形町通りの出入り口。
明治座まで390メートルです。
こちらは、浜町の明治座、水天宮仮宮側の出入り口です。
明治の頃、この横丁は今よりも道幅の狭い小路でした。
当時、小路の入り口には尾張屋という甘酒屋があり、水天宮や明治座、そして末廣亭、喜扇亭、鈴本亭といった寄席のお客さんたちが、行き帰りによく尾張屋に立ち寄り甘酒を飲んだのだそうです。
そうしたことからこの小路はいつしか甘酒屋横丁と呼ばれるようになりました。
寄席や劇場のほか、米屋町(現在の蛎殼町)の米穀取引所、日本橋河岸一帯の魚河岸、兜町の証券取引所などが界隈にはあり、甘酒横丁周辺は大変活気があり、賑わっていました。
大正12年の関東大震災後の復興で行われた区画整理で現在の道幅になり、「甘酒屋横丁」から「甘酒横丁」と呼び名も少し変わりました。
この立て看板にそういった「甘酒横丁」の由来が書かれています。
現在、横丁には緑の地に白抜き文字の「甘酒横丁」と入ったのぼりが立っています。
甘酒横丁の名前の発祥となった甘酒屋の「尾張屋」は今は無く、かわりに明治40年創業の老舗豆腐屋双葉商店で甘酒を頂くことができます。
(夏は冷たい甘酒も飲めます)
せっかく甘酒横丁に来たのだからと双葉商店の店先で甘酒を飲む人は多いようです。
しかし、この横丁には甘酒だけでなく、双葉の手作り豆腐やジャンボがんも、森乃園のほうじ茶、柳屋のたい焼き、鳥忠の玉子焼き、草加屋のせんべい、志乃多寿司店のいなり寿司、亀井堂の人形焼きなどなど、美味しいお店が立ち並びます。
手作り豆腐やジャンボがんもの双葉商店。
ほうじ番茶の森乃園。
煎餅の草加屋。
いなり寿司の志乃多寿司。
人形焼きの亀井堂
また、昔ながらの着物や和装小物を入れるつづらを扱う岩井つづら店、三味線を扱うばち映は甘酒横丁の情緒や独特な雰囲気を醸し出す貴重な存在です。
岩井つづら店は、残念ながら建物を改装されたことで昔ながらの作業を外から見ることはできなくなりました。

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